6/26/2011

僕がその愛を歌うとするじゃん?

いや特に意味はないんです。

まあ変なブログだけど勉強のことも連ねようかなと思った次第です。他意はないです。いやあります、やっぱ更新するの忘れてるなーって思ってやりましたごめんなさい。
英語のメモでも貼っつけときます。
フランクなやつと言葉遊び入ったやつが混ざってるから今度直す。


・覚えとく系

I know of him. わたしは彼を知っている。
I know him. わたしは彼と知り合いだ。

Let's be friends.  友だちになろう。

Where is this train bound for? この電車どこ行き?

It's been ages! 久しぶり!


I'm starved. 腹減って死にそう

Please take your time. ごゆっくり。
Please make yourself at home. ゆっくりしていってね(適当)

It doesn't hurt to give it a try. 恐れるなよ!

I think I'll~ ~やろっかなー。
I wish I could~ ~したいけどできない。

within my assumptions. 想定内
beyond my assumptions. 想定外



・返答系
Go ahead. どうぞ、やってみ
I have no ides. ワカンネ
I'm not sure. 詳しくは知らん
No wonder~ どうりで~
It's a long shot. 期待できないね
Over my dead body. 絶対だめ、(俺を倒してからにしろ的)
at this moment 今!
~ is a keeper. 気に入った

チョロい。
Piece of cake. 朝飯前
I can ~with one's eyes closed 眼を閉じてもできる。

It will take forever. めっちゃ時間かかる




early bird 早起き
night owl 夜更かし

In short, つまり
Read my lips. よく聞いて。


I'm not sure if~ ~かわからないけど

What~for? = Why~?

After you. お先にどうぞ、=Go ahead.

6/14/2011

ひきこもりの外出

盲点だった。
この日20代を終え30代という違った世代に移ってしまったのである。当日に何件かアルバイトの面接に行ったものの30歳というのは雇う年としても節目にもなるらしく、また職歴のない自分にとっては働く事に対してまた大きな荷物を背負ってしまった事になる。この日3件目に電話をかけた際には年齢を聞いただけで声色が厳しくなり断られてしまった。
「昨日行っておけば…」
そんな頭に浮かんだ後悔を思わず口に出してしまっていた。それ程に此方には意志があるのにそれが相手に伝わらず門前払いを食むことに苛立ちを覚え、またその中でも焦りが募る。このままではいけない。しかし打開策はその頭に浮かばず地団駄踏むしか無かった。
そうして気を紛らわせたようと目の前で熱を放つパソコンに向き直りキーボードを叩いた。そしてニュースサイトを開き、今日のトピックスを確認する。ニュースはこれまで巨大掲示板で毎日のように確認していたため目新しい情報は少ないが、その中でも一際気を引く記事があった。
「名古屋市内で建物半壊、1人軽傷」
ここ一ヶ月の間で特に目立つようになった建物が突然崩れる現象。崩れるとは言えども不審な点が多く、何か見えない巨大な力で抉られたような破壊口に、崩れたものの中には築2年のものもあった。強度はしっかりして崩壊の要素など見つからない建物が突然…というのは人為的なものを感じずにはいられなかった。そこでふとした考えが浮かんだ。
「気晴らしに行ってみるか」
既に今日は一度外出しているが男は玄関に向かった。
名古屋市内にある男の家は今回の事故現場からは歩いて5分のというところに位置していた。一階部分に何重にもビニールテープが貼られたその建物は築5年で、今までの例に洩れず建物の上部の数ヶ所だけが砲弾を受けたかのように確かに抉り取られていた。男は空の青が目に入らないくらいに唖然として、上を見上げていた。
すると不意に肩を叩かれた。男はびくりと肩を上げ競競として振り返るとそこに帽子を浅く被り、暑そうな制服を着た男が立っていた。警察官だ。それは引きこもりとしては例え何をしていなくとも懐疑的に、高圧的に向かってくる恐怖の対象でしかなかった。そして警察官は
「ちょっといいかな」
語尾に疑問符を付けるのを憚るような口調でこちらの領域に問答無用で、土足で踏み込んできた。少なくとも男にはそう感じられた。しかし、男は窮するどころか条件反射のように財布を取り出していた。

6/03/2011

魔法を信じますか?

「16万か・・・」
溜息交じりに出たその言語は臭気と少々の湿気を孕んでアパートの一室に消えた。
働き人からすれば人生で最も影響を受ける書物とも言われている預金通帳を机に置くと男は横のベッドに倒れ込み、そのベッドのスプリングを軋ませる。
働かずに約6年間家の中だけで生活をしてきた。
親がこの世を去ってから2年が経つ。諸々の手続きは全て姉に任せ、男は残された金を食いつぶすだけの存在となっていた。何年か前に大学を出たが働く気など更々なく、家計も苦しくはなく裕福な家庭だったので何もせずとも親が養ってくれるだろうと高を括り職に就かなかったが、ほんの5年も経たぬ内に職場での事故で共々逝ってしまった。その後に縋り付こうとした姉とは葬儀以降は全く連絡が取れないのでどうしようもなかった。
今年も半ばにして貯金があと16万円、姉に家を追い出され、このアパートに篭ってからは全て宅配物で過ごしてきた事が今になって響いたかこのままでは一生はおろか一年、いや3ヶ月と食いつなぐことは出来ないだろう。こうなっては男の頭には働く他に選択肢はなかった。男は重たい腰を上げ、座り続けの生活で衰えた筋肉と骨で腹の脂肪を持ち上げるとゆっくりとした足取りで玄関に向かおうとした。
玄関のドアノブに手をかけたところでふと頭にこんな考えが浮かんだ。「ネットで済ませればいい」と。そう思った瞬間にはもうパソコンの前に座って電源を入れていた。そうして就職支援サイトにアクセスし、条件をキーボードに叩き込もうとしてふとカレンダーが目に入った。
「7月...12日...」
男は気づいた。
明日は30回目の誕生日じゃないか、と。