1/31/2012

遅刻魔と呼ばれた俺が早起きできるようになった。

結局は意識も大切だけど簡単な物理的な対策でした。


世には遅刻をステイタスにしているアホもいると思う。少し前までの俺だ。友人との約束もはじめはどちらかと言うとまだ慣れない空気のためガチガチのビジネスライクで寝付くものだった。それが仲良くなるにつれてローヤルな精神が付くどころか逆に責任感みたいなものが薄れてそれを守るのが難しくなる。こんな遅刻してヘラヘラ笑う馬鹿では真面に友達もできない。
そんな生活が何年も続いていた。

今、受験のために時間に敏感になり、朝起きられない自分に嫌悪感を抱き、無駄にした時間で他人は何をしていただろうと考え、今まで無駄にした時間で何ができたか想い馳せ、また一層の嫌悪感に苛まれる。そんな日々は嫌だ。今がその時だ。そう思った。

今までには爆音の目覚ましを買ったり、スリープサイクルの目覚ましを買ったり、はたまた振動式の目覚ましを買ったりした。…全て無駄だった。3日で慣れてしまった。
「いくら強力でも目覚ましは投げれば砕け散る。」
全盛期の自分の言葉だ。今まで幾多の機体が無残に壁面に散ったかを考えると涙が出る。


でも今回は違う。今回は自作(厳密には組み立て)をした。

Amazonで1500円もしないコンセントタイマー、1000円くらいのクリップ式ライト。
あと家にあった楽譜立て。

後察しの通り光で強制的に起こすシステムにした。
26口径のライトならかなりの光量があるはず…!と期待したとおり。60W制限でも75°くらいの角度から顔面に直射すれば結構明るくて目が覚める。


設定は
4:30に20秒
5:00に30秒
5:30に30秒
6:00に5分
6:30に5分
7:00に無制限照射

こんな感じで設定。冬場は日の出が遅いのでこんな時間にしておいた。
早い時間に照らすのは睡眠を浅くするため。正直なところ90分サイクルを気にするのなら5時代の2発は要らないけど起きるなら早い方がいいやと単純に増やした。今後柔軟に対応していく。


この装置の利点は
・爆音目覚ましより安い
・光が強力
・何より音が鳴らない

この装置は家族から迷惑がられる事もないので実家に寄生している野郎にも優しい。


この完璧かつ簡単な装置には1つだけ欠点がある。
「ベッドの横にあるので反対を向いて寝れば顔面に当たらない。」
…もう1つ用意しようか検討している。


意識も大切だけどこういう物理的なものも大事だよね。念のため爆音目覚ましのスーパーライデンも保険にしてあるけど今のところ出番はない。


起きられない人のため応用としては100w電球に耐えられるライトとやはり音においては最強と名高いスーパーライデンだろうか。あとは時間の調整。スタンドでなく壁に設置したりしてもいいだろう。


最後に最近の起床時間
7:00
5:30
5:00
6:30
7:00
たまにライト関係無く目が覚めるのでリズムがついてきているのかな今後に期待している。


皆さんもお試ししてみては。

1/30/2012

幼馴染はなぜ勝てないのか

最近田舎だとか昔だとかそんな幼馴染の話をよく見るんですよ。これは大筋ノンフィクションとして読んでるんですけど。今回のテーマはフィクションです。

物語と言っても少年青年向け。
ここでの「幼馴染」は女性になる。
男をネタにしても面白くないとは言うけれど、こう属性として分けられて有象無象にその在り様だけを消費される。これは女の子の身からしても迷惑な話だろうが…



さて本題。
フィクションで
「幼馴染属性は隕石少女に勝てない」
という事実から掘り下げて行きたい。
隕石少女というのはボーイミーツガールでよくある空から降ってくる少女の事として理解してもらいたい。スパイだったり魔法使いだったりは関係なく「主人公に突然の出会いをするヒロイン」の事だ。だいたいこの子と結ばれて終わる。

【幼馴染のキャラから考える。】
まず幼馴染によくあるキャラ設定として
・既に好感度MAX
というものが顕著だ。
だいたい過保護になりすぎている。まずここで一般読者は置いていかれる。ここまで好きなのになんで主人公に告白すらしてないのか、振る舞いは過剰なのに何故「告白」になると恥ずかしがるのか。いやもっと大胆に恥ずかしいアプローチしてるだろ!!勝手に解せないライン引いてんじゃねえよ!だから負けるんだよ!!ってキャラ。(ここでは朴念仁もとい主人公については至極適当に扱わせてもらう。)

反対に
・昔は仲が良かったけれど…
ツン成分がめちゃくちゃ強い子。昔はあんな事やこんな事したけど暫く話してないよって子。この疎遠のきっかけは事件が多いけど多様性がある。話が進むうちに朴念仁と再び接近するけど、その後はだいたい隕石少女とぶつかる様になる。

料理できるとかスポーツできるとか旧家だとかそんなものは後付けでいいです。ちなみにこのキャラ付けは妹にすごく似てますね!妹は一定の需要があるからこんなクソみたいなキャラ付けでも隕石少女ナシでメインに成り得てしまうのが凄い。


【隕石少女との描写の差から考える】
まず隕石少女が負ける様な例はキャラが選べるゲーム以外ではあまり見ない。それはなぜ…

・主人公と読者のリンク
時系列で主人公が最初に出会うヒロインは勿論幼馴染である。しかし読者はと言うと隕石少女になる。ここでいきなり噛み合わない。
そして隕石少女のアドバンテージでは好感度が上がって行く楽しみがある。幼馴染の好意は足蹴にするくせにこの楽しみには気づく主人公!くせぇ野郎だ!!そして隕石少女の一挙手一投足に一喜一憂しつつ一日千秋の思いを募らせていく。元幼馴染スキーとしては
こんな放置プレイに胸が痛む事が幾度となくあった。そして読者は主人公と自分を重ねて隕石少女へと傾いてゆく。この時点で勝負ありだろう。


【他の要因】
・家族的な立ち位置になりがち
・キャラ志向によるサブキャラの台頭


まぁこんなものだろう。
僕としてはもう少し幼馴染メインにしたものがあってもいいんじゃないかなと思う。
「幼馴染の少年と空から降ってきた女の子が出会って急接近している。これを見て少年への気持ちに気づき、努力して少年に思いを伝える女の子の話」
とか視点を変えたものがもっとあってもいいと思う。MFを筆頭とした興味のある属性のキャラに萌えるだけの最近の風潮に少しだけ逆らうのも面白いと思う。例えばガガガ文庫はその様な感じがあるので僕は好きだ。

1/03/2012

激励

年末年始という事で今日まで親戚の家回ってたわけですが、やはり受験生というのは親戚の中でも少し扱いが変わってくるものだなと思い筆を取る。

受験生はどちらかと言えば腫れ物、厄介者のイメージがありますが僕の人柄や血縁なだけあるのか気兼ねは少なく接してくれたように思う。この親戚の中でも受験の経験がある人は少ないということで、経験者として特に叔父には上位国公立の出身者ということがあり受験の苦労を分かってくれると思っていた。しかし、アイロニカルな事で僕の志望校は叔父の受験が失敗した大学だった。そして逆に敵意剥き出しで突っかかってきた。

家族が受験の会話をする中で都合良く少し難しめのクイズ番組がやっていたので「ほらお前受験生だろ?分かるか?」とその話題を振ってきた。まず文学作品の問題は得意分野かつ、モンゴメリや伊藤左千夫のレベルがその番組での最難度問題という事で、鼻で笑うように難なく全問正解。その後の英語も余裕のクリア。ここで少し認識を誤った事(傲慢に書くが…)に気づいたか「正直ナメていた」と謝ってきた。そして「センター当日は会場近いから家に泊まれよ」とまで言ってくれた。まさかの電波が助け舟を出してくれて少し運がいいと思いつつ、本だったり最近の受験制度や近況を語らい、参考になる受験体験の話を聞き、有意義な時間を過ごせた。

…その時の『Qさま』には少し感謝している。


余談だが
その叔父の息子、僕の従弟については県下有数の進学校ということで、かなりの知識があった。まさか暫く見ないうちにこうも成長していたとはと思った。(前途のような知識クイズで判断するのも些か正確性に欠けるが)応用力もかなりあるように見られたので生活環境というものも大いに考えさせられた。



ちなみにお年玉は現在約5万で前年比ではマイナス10%くらいだった。これは浪費せずに先を見た物に費やしたいと考えたが、京都に初詣に行くという事になり新年早々に初志貫徹はできないようだ…