5/17/2011

年季

vintageとは何かという事について考えたいと思う。
特にタイトルに意味はない。

僕が思うにvintageとは日々進歩していく生活へのアンチテーゼだと思う。
代表例を挙げれば過去にヨーロッパで興ったルネサンスのようなものだと僕は考える。ただ目新しいものだけに触手を伸ばし消費し続けるのではなく歴史を振り返り先人たちの確立した効率的、当時としては独創的(現在からみてもかもしれないが)な産物にもっと焦点を当ててみようというものなのではないか、と。技術の面で例を挙げるが、鎌倉時代の刀などは今では失われた技術とも言われ、当時の刀匠の作ったものは今の技術を持ってしても敵わない斬れ味、強度を持っていたという。当時はまだ資源が豊富にあったからという線を捨ててもこの技術力は現在からの視点でも素晴らしいものであった。こういった具合に全て新しいものが良いと思うのではなく過去にも目を向けてその先人たちの技術を知り、かつ新しいものに反映するといった活用も大事になってくる。vintageは今では出せないその時勢ならではのものが詰まっているのではないだろうか。それを見つけてみるのも面白いだろう。

二項対立のようになったが僕の言いたい事としては年季の入ったものってかっこいいよねってこと。
あと適当につけたタイトルに乗っかっただけなのでご了承を。



一記事目にはじめましてとかタイトル付けるやつはホモ。

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