9/11/2011

遅ればせながら「ココロコネクト」でぐーるぐる。

前々から話題だったココロコネクトをついに買いました。

前々から薦められていて興味ありで最近のプッシュもあり、浮かれて購入から3時間半後には読み終えました。

僕は金欠の学生という普遍的な属性を持ち合わせつつ、漫画ラノベは真面目に値段設定おかしいんじゃね?といつも考えてるもので中古400円は厳しいとか考えてましたが、これは薦められて少し読みたいと思った時(一年前)に買えば良かった!そう思いました。
ちなみにラノベは中古最強説を提唱しておきます。大抵は一度だけ読んだものなのでここ1,2年に出版されたものなら美品、マイナー作なら初版揃いですぜ!!!




えー、そろそろ本題と。

まずこの作品ですが、設定からして予測できるのですが比較的シリアス要素が強めです。ライトノベルの一巻は大抵「転」の部分としてシリアス要素を含めてくるのですがそれ比べるのはどうかなと…
ライトノベルと言うよりは軽い小説として扱った方が良いかなぁ。

…あと売れてるのは内容もですけど白身魚さんの絵がでかいと思います。けいおん人気ですし、ラノベって挿絵で結構左右されるらしいですし。


そしてテーマはおそらく友達間の信頼、つまりは友情かと。

メイン登場人物5人、男2、女3というあたりや、前記の通り友情に焦点を当てているところからして、見てて痛々しい主人公の取り合いとかは無いですね。(ダラダラしたの毛嫌いしててすいません)

ココロとカラダが入れ替わる要素のある作品はそこに信頼はもちろんとして悪意や性欲を持ってきているイメージなのですが、(後者は参考にならないかも) 友情というのが面白いと感じました。

内容は当たり障りなくまとめると
主人公が優しく、とにかく助けになろうとする性格なので自分と共に人格入れ替わりに戸惑う親友達をなんとかしようとするというもの。


部についての話、悩み、行動、諸々に個々の性格がちゃんと出ていたところは読んでて助かった点でもありいい点でもあります。


あと、少しだけ言わせてもらいます。
読んでて気になったのはまず序盤のラノベ特有の口調ですね。
これは僕個人として結構嫌悪の対象なんですけどね、これは読んでる内にだんだん慣れたというか直ってるように感じられます。これは不安定な感情をうまく出してるのかな…そうみると悔しいな…くっそ…

もう一つは3人称を『精神【肉体】』と書いているところ。読んでてこれよりも見やすいと感じる案が他になかったのでこれも慣れかなぁ。序盤にそれを読者に慣れさせようとしてる部分もあったわけだし。うーん。




結論は大賞特別賞取ってるしハズレは無いです。
投げやりでした。





少しネタバレ?しますと
僕は起承転結でいう転の部分を少し後方にシフトしたり2転かけてくる少し枠歪ませてくるのが好きみたいなのでハマりました。
財布に機会あれば次巻も読みたいですね。


さて、読み終わり数十分浸ったところで締めます。

0 件のコメント:

コメントを投稿