12/19/2011

ぼくがかんがえたさいこうのおんなのこ

過去のある入試問題でフェミニズムの評論を読んだことがある。
女性は見られる事によって自己認識をするという主張から始まる。一行でまとめると自己は他者を介して発見するという主旨だ。

そしてその文に確かこんな一節があった「男性から評価され比較され値踏みされる」 だいたいこんな文だったと思う。内容からはズレていないはずだ。ここから見るに男性は女性を評価する側となるわけだが、僕は自分の評価の物差しを自分で把握できていないと感じた。そこでどんな女性を自分は評価するのかということを考えようと思った。

例えば最近読んだ「源氏物語」の夕顔の巻だったかな?で光源氏は「誰かにうっかり騙されそうなくらい浮いた子がいい、賢くていうことを聞かないのはだめ、慎み深くて男に頼る女性がいい」と言っていた。つまり一人で耳かきもできないような生娘が良いってことで、とても分かりやすい。
こういった女性観は自分にあるのか?って事を考えたい。


好みを羅列するだけならできるけどそれらを統括して中央値を出すのはなかなか難しい。自分のストライクゾーンど真ん中ってどんなやつだ。
とりあえず主体となる身体からいきますか。
今の好みで言うとみもりんなんだよね。三森すずこ。うん。可愛いよね。ここ一年は圧倒的みもりん。有名どころで言えば志田未来とかも好きだけどな、思えば同い年だし。
さて、ここで僕が気づくのは顔で評価するのなら「様々な顔ができる人がいい」という事になる。あれ…これ我ながら意外。確かに凝り固まった顔は可愛くても一時的なもののように思う。あと好みの顔してる人ほとんど涙袋ある、たぶんこれは付け睫とかマスカラべったりな人が好きではないから必然なんだろうが。
身体についてのフェティッシュで言えば手が綺麗な人、太ももが細すぎない人がいいかな。ここでいう手の綺麗さはちょっと説明しづらいので割愛。ももは筋肉ある程度欲しいってくらい。そこまでフェティシズムじゃないね。あ、あと身体関係ないけど眼鏡合う人好きです。

で、主体とちょっとずれてハビット、ビヘイビア、キャラクターなどの内面的要素。源氏物語の引用も少しずれてた気がするけどここでは振る舞いは客観的要素としよう。
まず重視すべきは「物事に体してのある程度の好奇心を持ち、それを理解しようとする人」、言い換えれば「相手の話に質問ができる人」だ。相槌は誰だって打てるので、これを満たす人は所謂聞き上手でもあるかもしれない。
第二で教養のある人。これは階層に合った物事を知っている人、または対人関係においての常識を持っている人と言った方がわかりやすい。
第三に与えられた役割に対しての使命感、責任感の強い人。
内面的要素はこれだけかな。ずいぶんと抽象的なので内面だけの具体例を挙げると「少なくとも行動力、知識欲があり、物事に対しての感受性が高く、常にマナーなどに気を遣うことができる。そして人に尽くす」ということになる。まずは自分と類似した相手、次に教養、最後に一部相反する性格を求めている。


まとめると、
「喜怒哀楽を表現できて、物事に対する興味と少しの教養があり慕ってくれる人」

身体的な部分はやっぱり後付けかもな。というよりこの性格で可愛かったら即ハンコだろ…



【余談】
「好きなタイプを芸能人で言うと誰?」って言われたら臨機応変でいけるけど「好きなタイプをAKBで言うと誰?」って言われると全く浮かばない。最近は後者が主流らしいので大衆の共通意識としての常識のあり方を考えさせられる。

0 件のコメント:

コメントを投稿